【苔山龍王】(こけやまりゅうおう)大阪市西成区
南海電車・本線の高架下に【苔山龍王】(こけやまりゅうおう)鎮座しています。左側の「今宮社会福祉会館」が目印になります。
【苔山龍王】(こけやまりゅうおう)の由来について;
「織田信長時代の土佐藩の家老(氏名不詳)御夫妻がこの地で返り討ちに合い、後に豊臣・徳川の夏の陣・冬の陣の戦いに天下茶屋一帯が戦場となって多くの霊がさまよい、徳川家光の慶安三年正月この碑が建立されたののですが、その後、長い年月の間に碑が倒れてしまい、いつの間にか溝川の橋に使われていました。なぜか橋を渡った者に事故が多かったと言われています。昭和4年南海電鉄線路改修の際、その溝川が埋め立てられたとき、この碑が出てきましたので、事故の多いのは佛罰をこうむりしものとして、近隣有志が有寄り現在の所に御堂を建立供養し当時の町名をとり苔山龍王と命名され地域の守護神として祀られています。」
住所:大阪府大阪市西成区天下茶屋1丁目32
アクセス:南海本線・高野線・地下鉄堺筋線「天下茶屋駅」から約400m。
(撮影:2017/04/19)