【東本稲荷神社】(とうほんいなりじんじゃ)大阪市城東区
宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)を祭神とし、衣食住の神様、商売繁盛の神様として知られています。天正4年(1576年)の兵乱で神殿を焼失しましたが、慶長8年(1603年)豊臣秀頼により再建されました。しかし、元和元年(1615年)の大坂夏の陣で再び焼失し、その後、江戸時代に大坂城代阿部備中守正次が再建しましたが、明治18年の大洪水により流失、有志の協力により小祠を建てたものの荒廃し、昭和3年に境内地を拡張して神殿を再建し、今日に至っています。かつて、毎月8日の夜店は大いににぎわったそうです。
住所:大阪府大阪市城東区中浜3丁目18
アクセス:地下鉄今里筋線・中央線「緑橋駅」より約300m。
【若宮八幡大神】(わかみやはちまんおおみかみ)大阪市城東区
仁徳天皇を祭神とする神社で、創建年月は定かではありません。社地は、昔から村内の小さな丘にあって、楠や榎などの大木がうっそうと繁り、昼なお暗い感があったと伝えられています。中でも楠の老大樹は、明治18年まで神木として崇敬されていました。境内にあるクスノキやムクノキなど11本の樹木が、平成9年10月31日大阪市保存樹に指定されました。大阪夏の陣(冬の陣とする説もある)のとき徳川方の佐竹義宣が境内に陣を張り、戦勝祈願したといわれています。
住所:大阪府大阪市城東区蒲生4丁目3
アクセス:大阪市営地下鉄、蒲生四丁目駅より徒歩6,7分
この【若宮八幡大神】(わかみやはちまんおおみかみ)のすぐ近くに「蒲生行者講」(がもうぎょうじゃこう)があります。
【三郷橋稲荷神社】(さんごうばしいなりじんじゃ)大阪市城東区
【三郷橋稲荷神社】(さんごうばしいなりじんじゃ)大阪市城東区
この神社は住宅地の道沿いに鎮座しています。狭い掲載です。小さい社の上部には小さい赤い鳥居が取り付けられています。それには 御祭神と思われる「白瀧大明神、 岩國大明神、福丸大明神」と書かれています。 この神社外に角のところに、石碑と看板があります。石標からは大阪冬の陣で、佐竹義宣、上杉景勝が、木村重成、後藤基次と戦い激戦地だった事がわかります。神社の前の案内板には、大正6年(1917年)三郷橋閘門樋工事の時に当地の川底から、楠の木の大木を半分くりぬいた丸木船が発見された。この船は古墳時代から奈良時代のものと推定されている。大阪城で展示していたが空襲で焼けてしまった事が書かれています。この神社について案内板には何も書かれてなく、由緒等については不明です。
Youtubeにアップした動画です。↓
【三郷橋稲荷神社】(さんごうばしいなりじんじゃ) 大阪市城東区
【三郷橋稲荷神社】(さんごうばしいなりじんじゃ)大阪市城東区
(備考)車で来る場合は、三郷橋稲荷神社の前の道は狭く車を止めることができません。近くのコンビニに止めるしかないです。また、ここだけの参拝なら数分で済んでしまうのでここだけにわざわざ来るのはもったいないです。ここから歩いて近くに【皇大神宮】(こうたいじんぐう)があります。↓
場所:大阪市城東区今福南2丁目12番31号
アクセス:大阪市営地下鉄「蒲生四丁目駅」より徒歩10分